まずは凍結乾燥機を簡単に使えることが大切ですね。 凍結乾燥機は使う目的によって違う種類が色々あります。 使いこなしてやっと、「自分が求める乾燥仕上がりが出来た!たどり着いた!」なんてこともよくあるわけです。 ここでは、凍結乾燥機を使ってみて「ここが大事なポイント」と思う所とフリーズドライについての情報や使用方法などをお伝えしていきたいと思います。
凍結乾燥機についている操作盤は、今はタッチパネルで出来るんです。 時代の流れを感じますね。 操作盤の使用方法で意外と見落としがちですが、ワンタッチで運転できるかツータッチしないと操作できないか、タッチ回数も重要です。 いちいちツータッチはかったるい気がします。 乾燥状態を見ながら温度設定を変えたりも出来ると大変便利です。 初めてフリーズドライをするときやどんな制御にするかを決めるときは、途中で温度を変えたりしながら乾燥具合を工夫しますから 軽くタッチしながら温度を細かく見ていけるのはとても利点だと思います。
凍結乾燥機には、自分で出来る日常のメンテナンスがあります。 それを行うことで、凍結乾燥機の調子を維持し、長持ちさせることができます。 真空ポンプのオイル交換やVベルトの交換は難しくないから自分でできるでしょう。 凍結乾燥機の真空ポンプオイルは、使用していると汚れてきます。凍結乾燥する素材によって汚れ具合は違うんです。 時々オイルが汚れてきてないか確認して、汚れていればオイル交換をします。 難しい真空ポンプのメーカー取説を見なくても日々しなければいけない使用方法などは本体に記載があると親切かもしれません。 (取扱説明書ってすぐになくなっちゃうから)
国産メーカー製真空ポンプならメンテナンス時も迅速に対応してもらえる場合が多いでしょう。 真空凍結乾燥機の真空ポンプ どの部品も大事なのですが、真空を生み出しているのが真空ポンプ。 老舗国産メーカー製の真空ポンプは使用方法に信頼性があります。 いちばん過酷に運転され負荷もかかって消耗する部分なので、寿命や故障が発生時における復旧までの時間がスピーディなのも国産ならおススメです。 細かい部品に応えてくれるのも、国産しかありえないでしょう。
真空凍結乾燥機のコールドトラップはいつも使い方が清潔で、特に掃除されていて乾いていることが特に使用方法にとって重要な点です。 凍結乾燥機にとってコールドトラップ内部に水やごみがある状態で使用し乾燥に入ってしまうと、真空度が下がらず乾燥状態がかわったり、安定して仕上がらなかったりとフリーズドライ失敗の原因になります。 すぐに拭けていつも清潔に使用できるようにしましょう。 凍結乾燥機のコールドトラップ扉は、透明で中が良く見えるものがおススメです。 乾燥運転中のトラップの状態を観察して把握するのもことも大切です。 どのくらいの負荷がかかっているか、徐々に氷がトラップ内に捕集されるのを見てどのくらい乾燥が進んだかも確認できます。 なにもなかったトラップ内部にどんどん氷がたまってゆきます。 もちろん、ホース等で水をかけての洗浄も、アルコール等での洗浄もできたりします。